平成10年度 研究発表大会

 平成10年度の奈良県立教育研究所の研究発表大会が、2月8日、2月9日の両日、教育関係者延べ650名の参加を得て盛大に開催することができました。両日とも午前中は、講演と共同研究の発表があり、午後は8分科会に分かれて指定研究員、長期研修員、研究指導主事により、1年間にわたる研究の成果の発表を行いました。
 初日は、大阪府立看護大学教授服部祥子氏に「生きる力と豊かな人間性をはぐくむ教育」と題して講演をしていただきました。服部氏は中央教育審議会、教育課程審議会など、重要な審議会の委員として活躍されている先生で、講演では、「生きる力の火種を培う」ために、「教える」ことより「育てる」ことの大切さや、人間性の基礎づくりには親子関係の豊かさや体験活動などが大切であることを強調されました。
  
 二日目は九州女子短期大学教授君原健二氏から、「マラソンと人生」と題して講演をいただきました。君原氏は過去3回オリンピックに参加され、メキシコ大会では銀メダルを獲得されました。また国内外の多くの大会に出場され、素晴らしい成績を収められた先生で、マラソンを通じて多くの人に出会えたことや、人生の「生きる力」を得ることができたことなど、今の教育に多くの示唆を与えていただきました。
  
 共同研究の発表では、教育研究所所員がプロジェクトをつくって研究してきた「生きる力をはぐくむ実践的研究」と「学校におけるボランティア活動の在り方」の発表を行いました。


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