平成11年度 研究発表大会 


 平成11年度の奈良県立教育研究所の研究発表大会が、2月24日、25日の両日、県内外の教育関係者及び一般参加者延べ580名の参加を得て盛大に開催することができました。両日とも午前中は、講演と共同研究の発表があり、午後は8分科会に分かれて指定研究員、長期研修員、研究指導主事により、1年間にわたる研究の成果の発表を行いました。

  

 初日は、藤原昭所長のあいさつのあと、プロジェクトの研究発表が2本ありました。続いて、富山大学教育学部教授 山極 隆 氏に「総合的な学習の時間」と題して講演をしていただきました。山極氏は、文部省初等中等教育局中学校課・高等学校課教科調査官、同主任視学官、中央教育審議会専門委員、教育課程審議会・教育職員養成審議会委員等を歴任されている先生で、講演では、「総合的な学習の時間」について様々な示唆をいただきました。

 

 二日目は、プロジェクトの研究発表が1本あり、続いて国連ボランティア名誉大使の中田 武仁 氏に「いま なぜ ボランティアか」と題して講演をしていただきました。中田氏は、1993年に国連ボランティアとしてUNTACの任務遂行中、カンボジアにおいて殉職された故中田厚仁氏のお父様で、御子息の殉職後、その遺志を生かすべく長年勤務された貿易商社を退職され、国際平和のためのボランティアとして活動を開始されました。1993年、国連より世界初、ただ一人の「国連ボランティア名誉大使」に任命されました。
 講演では、国連ボランティア大使になるまでのいきさつや、ボランティアに対する思いを温かい人柄のにじみ出た話し方で語っていただきました。

 共同研究の発表では、教育研究所所員がプロジェクトをつくって研究してきた「不登校の子どもとその保護者へのかかわり」と「情報ネットワークを活用した新しい学校教育<中間報告>」と「総合的な学習の時間<中間報告>」の発表を行いました。
 また、8つの分科会では、指定研究員、長期研修員、研究指導主事の1年間の研究成果の発表を66本行いました。

      


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