平成14年度 所員 研究主題と要旨

分野

研究分野

研究主題

教科・領域 総合的な
学習の時間
「学び」の意味具現化する授業構成の研究
- 総合的な学習の時間の「カリキュラムづくり」「内容づくり」「授業づくり」-
総合的な学習の時間においては「どんなことができるのか」の内容構成と「児童生徒、にどんな力を付けるのか」「そのためにそれをどのように扱うか」の授業構成の視点が重要である。本研究では、我が国の伝統的な学びの在り方を踏まえ、総合的な学習の時間におけるマクロ的視点からのカリキュラムづくり、内容づくり及びミクロ的視点からの授業づくりに関する視点を模索する。
数学科 中学校における数学教育
- 考える楽しさ知る「数学的活動」目指して-
「数学的活動」は、島田茂などが用いてきた言葉である。今回、学習指導要領の目標に初めてこの言葉が位置付けられた。中学校数学科の目標には「数学的活動の楽しさを知る」と表現されている。考える楽しさ知る「数学的活動」進めていくには、まず、生徒の学ぶ教材の系統性に着目し「振り返る活動」重視した指導が必要である。
理科 理科における「関心・意欲・態度」の評価の在り方
「関心・意欲・態度」の評価の現状や枠組み踏まえて、理科における「関心・意欲・態度」の評価工夫改善する視点を示すとともに、コンセプトマップ法、単語連想法、描画法、探究ポートフォリオ法などの新しい評価方法提案した。
体育科 運動が嫌いな子どもの指導の在り方
運動が嫌いな子どもは、苦手意識と劣等感をもっている。しかし、生きる力としての体力、スポーツの意義、伝統的な身体文化などの観点から運動は好きな方がよい。運動が好きになるためには、上達の道筋、望ましい学習集団及び信頼できる指導者が必要である。
音楽科 これからの音楽教育
二十一世紀迎えた今日、我が国の社会は国際化、情報化、科学技術の発展、環境問題、少子化、高齢化など、様々な面で大きく変化しており、これを踏まえた新しい時代の教育の在り方が問われている。これからの音楽教育はこれらの変化に対して、どのような意味と役割もっているのか。子どもたちに「生きる力」はぐくんでいくこと目指して、これからの音楽教育について考察した。
図画工作科
美術科
図画工作科・美術科における鑑賞の教材開発
- 鑑賞教育の可能性を考える-
今回の小・中学校の学習指導要領では、今まで以上に鑑賞が重要視されている。生涯にわたって美術愛好するためには、鑑賞の資質、能力養うことが不可欠である。しかし、鑑賞の学習はしいという印象があることも事実である。そこで、発達段階に応じて、特別な設備がなくてもできる教材についての研究開発とその指導法について研究した。
家庭科 小学校家庭科における学習指導と評価の工夫
小学校家庭科において、学習指導要領に示す内容を確実に身に付けさせるためには、2学年にわたって、発達段階を考慮して段階的に適切な題材設定していくことが大切である。本研究では、「生活に役立つ物の製作」についての学習指導と評価の工夫について研究を行った。
道徳教育 道徳教育の充実のための道徳教材の役割と要件
よりよい生き方共に考えることのできる道徳の時間、子どもが心待ちにする道徳の時間、そのような魅力的な道徳の時間を実現していく上で、道徳教材の役割は大きい。道徳教材の役割明らかにしながら、魅力的な道徳教材の要件と活用の仕方、自作教材への挑戦など、インパクト、コンパクト、プロテクトの三つのキーワードを基に提案した。
教育一般 家庭教育 奈良県の家庭教育の現状分析と課題
−平成12〜14 年度家庭教育実態調査から−
家庭教育の機能の低下が指摘されている。そこで、本県の家庭教育の実態知るため、平成12 年度は親など対象に子育ての実態、13 年度は教員対象に教員から見た家庭教育の実態、さらに、14 年度は子ども対象に生活体験や生活実態それぞれ調査した。本研究では、この3 年間の実態調査から、家庭教育の現状分析し、課題明らかにした。
人権教育 同和問題学習の展開についての試論
- 地域に学び、新たな結び付きつくるために-
人権教育の中で、同和問題学習どう進めるかについて、「人権教育推進プラン」や部落史の見直しが提起したもの基に考察した。また、地域学習をキーワードにした同和問題学習の展開について考察し、「人権教育推進プラン」の具現化に資する研究とした。
生徒指導 豊かな心はぐくむ生徒指導の在り方
−予防教育の視点−
生徒指導の在り方として、全教職員による「予防教育」という側面がある。この予防教育を可能にするためには、その手法検討する必要がある。本研究は、予防教育視点として、学校や学年単位として生徒指導上の諸問題に取り組む際の考え方や手法明らかにするものである。
教育情報 Webページを用いた教育情報の発信について
全国の教育センター等で開設されているWebページを調査し、教育情報発信のための技術やコンテンツを探りながら、Webページを利用した情報発信の在り方について考察した。また、動画を盛り込んだ校内研修用資料の作成とWebページによる配信方法の関係について検討した。
情報教育 学校教育における情報通信ネットワークの活用
各学校で開発した教材共有し、互いに活用することは魅力ある授業展開する上で有用である。特に、学年別、教科別に分類し整理された教材情報通信ネットワークで利用できる環境構築することは、利用者の情報収集における利便性向上させることにつながる。そこで学校教育における情報の共有や活用の手段としての情報通信ネットワーク利用の方途について研究した。
視聴覚教育 地域学習に生かす視聴覚教育教材の作成
平成13 年度、県立教育研究所が制作し保有する映像資料検索するシステムを試作し、それを学校教育や社会教育で地域学習教材として活用すること発表した。本年度は、昨年度の研究更に進め、検索システムの完成版示すとともに、学校における教員及び児童生徒の地域学習教材の制作方法と活用について考察した。

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