“教育セミナー2015


平成27年5月29日(金)に“教育セミナー2015”を開催しました。
400名を超える多くの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
このページではその一部を紹介しています。
各研究員・研究グループの研究成果については [平成26年度 研究紀要・研究集録]をご覧ください



 
開会式

 
「挨 拶」
  奈良県立教育研究所  所長  吉田 育弘
 
開会式



全体会提案

   
全体会質疑応答



プロジェクト1研究発表



プロジェクト2研究発表



プロジェクト3研究発表



調査・研究報告



個人研究



長期研修員研究紹介

 
 
全体会

 提案 「
ICTを活用した授業づくり」
  指定研究員の実践例や、へき地教育におけるテレビ会議システムの活用例を紹介しながら、参加者と共にICTを活用した授業づくりについて考えました。

研究発表 【 プロジェクト 1 】
 「協働型・双方向型の授業の在り方を研究する。」
   
-言語活動の充実1(小学校図画工作・国語)-
   -言語活動の充実2(中学校社会・英語・高等学校理科)-
  奈良県における言語活動の実施状況の改善に資するため、協働的・双方向的な学びを取り入れた授業の在り方について実践と成果を報告しました。
   ICTの活用-
  奈良県におけるICTの活用状況の改善に資するため、ICTを活用した協働的・双方向的な学びを取り入れた授業から、汎用性の高い授業モデルを提示しました。

研究発表 【 プロジェクト 2 】
 「小学校における教育相談体制づくり」
   
-ファーストステージ/実態把握-
  小学校における有用な教育相談体制の在り方を研究するため、県内公立小学校203校を対象にアンケート調査を実施しました。その結果から明らかになった課題を踏まえて、今後取り組む具体的な方向性について報告しました。

研究発表 【 プロジェクト 3 】
 「将来を見据え、意欲的に取り組む姿を目指した授業づくり」
   -
特別支援教育におけるキャリア教育の視点を取り入れて
  キャリア教育の視点を取り入れた授業づくりに取り組むことで、児童生徒の自ら学ぼうとする意欲や主体性が育まれた特別支援学校3校の実践と成果を報告しました。

研究発表 【 調査・研究報告 】
 「素材を教材に変える体育授業のつくり方と体力向上に向けた取組について」
  
H26年度 体力向上推進コーディネーターによる発表)
  子どもが夢中になって運動に取り組む体育の授業づくりの工夫や、子どもの体力向上に向けて学校全体で取り組むための効果的な手立てを紹介しました。
                         《 調査研究は 他6 発表 》

研究発表 【 個人研究 】
 「人権が尊重される学習活動の在り方」
  単位制高校における生徒のクラスへの帰属感を高め、コミュニケーション能力の向上を目指す人権教育の実践について報告しました。
                         《 個人研究は 他3 発表 》

研究発表 【 長期研修員報告 】
 「中学生の英語を読む量を増やす工夫」
  
Narrow Readingの理論を生かした読み物教材の開発-
  県内の中学生が自ら読み進めて英語を読む力を高めることができるように、Narrow Reading の理論を生かした読み物教材の開発を行いました。その読み物教材と教材づくりの取組を報告しました。
                     《 長期研修員は 他5 発表 》

館内開放の様子           

研究内容の展示


“未来の先生”との語らい

教育委員会の紹介など教材体験



新しい教材やICT機器などに触ることができる体験コーナー、将来、教員を志望する学生と、明日の教育について語り合うコーナーなどを設け、多くの方に御参加いただきました!
   

教材体験

 「まなびだより」の収録 

参加者アンケートより
①全体会「ICTを活用した授業づくり」についての提案 ◎実際の現場での活用方法の紹介がとても参考になった。へき地や山間部での小学校同士の交流が簡単にでき、日を重ねるごとに子ども同士のつながりが強くなっていく様子はとても興味深かった。
◎これから先、教員がICTを活用し、授業を進めていけるかどうかということは、とても重要なことであると思う。教員はこれからもっとたくさんの活用事例を知る必要がある。
◎意見交換の場があり、有意義であった。より一層
ICTの活用に興味が湧くようになった。
②学校事務における組織マネジメントに関する一事例
-教員との協働による「学校徴収金」の取組から-
 
◎改めて事務職員と担任との連携について考えさせられた。お互いの信頼を基に保護者に向き合うことで、良い方向に進めるのではないかと思った。
◎課題解決にマネジメントの手法を使うのはとても良いと思う。
◎この研究を通して全職員で共通理解がなされ、マニュアル作成にたどりつかれたのはすごいと思う。その過程を大事にしながら、職員が変わっても内容を常に見直し、バージョンアップさせていってもらいたい。いろんな面において保護者目線で取り組まれたことを、参考にさせていただこうと思っている。
③幼児の望ましい生活習慣の確立を目指して ◎幼児の生活習慣をしっかり目に見えるようにシート等を活用したことで、分かりやすく、保護者にとって「やってみよう」と意欲をもたせるような良い実践であった。また、個々の課題が明確となった。
◎子どもに生活習慣をつけていくための働きかけとなると、つい一方的なものになってしまいがちだが、子どもが意欲を出すと、同時に保護者の意欲も高まり、保護者への視覚的な働きかけが大切だと思った。自分も実践してみたいと感じた。
④保護者・地域住民との連携・協働による児童への効果的な学習支援の在り方
-児童の学ぶ意欲の向上を目指した取組を通して-
◎子どもたちは、教師からだけではなく、様々な人々から認められていく中で成長していくことがよく分かった。そのような機会をいかに設定するのかが自分の課題だと思った。
◎地域と連携した取組を推進していきたいと思った。
◎今後活用しやすく、難しくない内容で良かった。職場に還元したい。
⑤中学生の英語を読む量を増やす工夫
NarrowReadingの理論を生かした読み物教材の開発
◎中学生向けに今までなかった読み物を提示するとともに、学年に応じた教材の作成基準を示してもらえたのが良かった。
◎NarrowReadingには以前から関心があったので、今回の発表を聞けて良かった。ぜひ、自分なりに応用してみたい。
⑥高校生の情報モラルの醸成を目指したディジタル教材の開発 ◎高等学校の内容であったが、中学校でも同じような課題があって、中学生にとっても大切なお話だと思った。
◎検索サイトを見るときの注意点など、今の子どもたちにこそ必要な内容だと考えさせられた。
◎生徒よりも、まずは教員が情報モラルについてもっと研修する必要があると思った
⑦素材を教材に変える体育授業のつくり方と体力向上に向けた取組について
H26年度 体力向上推進コーディネーターによる発表)
◎研究と内容が素晴らしい。時間が足りないと感じる現場ではあるが、目標をもち、教具などを工夫することが必要であると感じた。
◎お金がかからず、作ってみようかなと思える簡単な教具をたくさん教えていただき、ありがたかった。
◎子どもたちが生き生きと活動できることを再確認でき、今日の発表で得た内容を体育主任として広めていきたい。
⑧奈良県の小学校教員の理科教育に関する意識について
-小学校教員の理科教育に関するアンケートの集計結果から-
◎小学校の理科の現状がよく分かった。高等学校の旧課程のカリキュラムの影響がよく反映されていると感じた。
◎今後の研修の在り方や方向性、現場の職員の意識の状態を把握することができ、良かった。
◎理科指導に関する教員の意識調査が、年齢、性別、分野によってそれぞれの傾向があるのだと気づくことができ、興味深かった。
ICTを用いた理科教材開発
(奈良教育大学による発表)
◎ただ資料を見せるだけでなく、実験の失敗例などを出して何が原因かを考えさせる授業を行うのは面白そうだと思った。
◎ディジタル教科書や機材を紹介していただき、授業での活用方法の展望がもてるようになった。
◎映像や画像などは授業のまとめに活用することが多かったが、映像で見た事物を、実物で確認するという方法は新鮮で、教え方の幅が広がった。
⑩教育に新聞を
(奈良県NIE推進協議会による発表)
◎新聞づくりというと大きな紙を使うというイメージがあったが、ハガキくらいの大きさの新聞からでも始めることができるという実践例は参考になった。
◎新聞には、子どもたちの心に響くもの、子どもたちに読んでほしいと思うものがたくさんあり、道徳の時間においても活用したい。
⑪生徒の走能力向上を目指した指導法の研究
ー短距離走におけるクラウチングスタートの指導を通してー
◎子どもの可能性を信じて任せてみるという形態で授業が行われている発表だった。生徒の実際の活動が多く、楽しい展開の発表であった。
◎陸上の授業をする際に使えば面白いと思える工夫の方法を知ることができた。子どもたちをどれだけ積極的に行動させるか、また、いかにしてそのような授業づくりができるのか、これらの点についてしっかり考えていこうと思った。
⑫人権が尊重される学習活動の在り方 ◎講師の先生の情熱が伝わってきた。たいへん分かりやすかった。
◎クラスの生徒との心のつながりが形成されていく様子が目に浮かぶような研究発表だった。
◎人権が尊重される学習活動として、学級通信、話合い活動等を紹介してくださり、感謝したい。学級通信により「学校から遠い児童と学校をつなぐ。」という意識を改めて感じた。
⑬高校生の不登校予防のための研究 
-自尊感情を高めるプログラムの検討から-
◎不登校が増える中、今回の研究発表を活用し、対応していきたい。
◎自尊感情を高めるプログラムについて、しっかりと分析・研究されていて分かりやすかった。
◎登校回避感情を抑制するために、「学習遂行スキル」が有効であるということを改めて発見させていただいた。
⑭若手教員の教育実践上の困難性を克服する上で有効なOJTの在り方 ◎私はまだ教師経験が少ないので、たくさんの先生方の意見を聞いて、自分のものにしていきたい。
◎自分の学級のことだけを考えていてはうまくいかない。「同僚性」がとても重要であると感じた。
◎若手とベテランのちょうど間にいる自分の立場を自覚し、やれることを精一杯しようと思った。
⑮高等学校家庭科における消費者教育の効果的な学習指導の在り方
-中学校技術・家庭科との系統性を視野に入れた工夫の実際- 
◎消費生活の授業時間を毎年確保するのが本当に苦労の種で、今回の発表は本当に参考になり、来年度の年間指導計画を立てる際には、是非活用させていただきたい。
◎中学校の家庭科の教師として、高校ではどのような取組がなされているのかを知ることができて良かった。
◎高等学校での実践発表だったが、小学校現場にも応用できるような示唆が得られた。
⑯集団思考で深める算数の授業
ICTで広げる学び-

(奈良県算数数学教育研究会による発表)
◎グラフや表の授業を行うときには、ICT機器を活用しやすい。グラフの修正なども安易にできると思った。
◎発表者の熱意が伝わってきて、私もやってみようという気になった。
iPadを授業で活用されている様子を拝見し、子どもたちが活発に意見を出し合っているところが良かった。私も何かICT機器を活用して授業したいと思った。
ICTを活用する際に最も大切なことは、その活用目的を明確にすることだと学んだ。
⑰自ら考えようとする気持ちが育つようにするための環境の構成や教員の関わりについて
(幼稚園教育研究部会による発表)
◎子どもたちの意見や考え、つぶやきを、教師が見逃さずに捉え、援助していく大切さを感じた。子ども同士が遊びの中で成長し合えるよう、教師がタイミング良く声をかけていく難しさも感じた。
◎異なる年齢の児童の遊びを目の当たりにすることの大切さや、タイミングよく教師が児童に言葉をかける大切さなど、参考になる話が聞けた。
◎子どもたちが遊びを通じて自ら考えようとする気持ちが育つよう、そのための環境整備や教師の関わり方、教師の視点等を学ぶことができた。
⑱大学と現場の先生方との共同研究
(畿央大学現代教育研究所による発表)
◎教育研究所以外の県内の大学で行われている研究について知ることができ、とても参考になった。
◎今後、グループ活動を取り入れた実験などにも取り組むと良いと思う。。
◎県内の他の大学や、社会福祉法人、NPOなどと教員との共同研究にも可能性が広がっていけば良いなと思った。
⑲協働型・双方向型の授業の在り方を研究する。
―言語活動の充実1(小学校図画工作・国語)―
◎句会など、子どもたちがお互いの作品の良さを認め合う学習や、子どもたちの普段とは違った姿が見られる参加型の学習の良さがよく分かった。
◎国語で発表されていた、ゴールを見据えての活動や、一年間の活動内容に対しての見通しをもった系統的な指導を心がけていきたいと思う。
◎図画工作では、今まで描かせっぱなしのことが多かったので、今回の発表のように、話合いにより表現したいことを鮮明にする言語活動は素晴らしく、ぜひ実践したいと思った。
⑳協働型・双方向型の授業の在り方を研究する。
―言語活動の充実2(中学校社会・英語・高等学校理科)―
◎言語活動の充実が大切であると言われる中、協働型、双方向型の授業を組み立て、生徒がどう変容していったかが分かりやすく報告され、成果や課題がよく分かった。
◎ペア学習、グループ学習の大切さを再確認できた。ワークシート等も工夫しようと思った。
◎授業中は理解できたのに、しばらくしたら忘れてしまうと生徒に言われることが多いのだが、ペアで問題を作らせて解くという方法は有効であると思った。
協働型・双方向型の授業の在り方を研究する。
―ICTの活用―
◎ツールとしてうまく活用するためにはハード、ソフト両方の情報収集も必要ですが、今回それについて参考になりました。
◎準備がたいへんそうだった、非常に工夫をされていた、先生方の努力がよく分かった。
ICTの中でもアナログの必要性が理解できた。低コストでもICTを利用できる方法があることを知ることができた。
小学校における教育相談体制づくり
―ファーストステージ/実態把握―
◎各先生方が頑張っておられるのがよく分かった。
◎4月から中学校から小学校に転勤したばかりで、教育相談のコーディネーターとして、誰に相談してよいのか迷っていた。頼りたい教師は多くの仕事を抱えている。また、担任と話せる時間もほとんどない。しかし、今回の実践発表を聞かせていただき、いろいろな気付きがあった。
◎職員間の情報交換の必要性がわかった。発表で聞かせていただいた「まほうのしんこきゅう」を活用してみたいと思う。
将来を見据え、意欲的に取り組む姿を目指した授業づくり
―特別支援教育におけるキャリア教育の視点を取り入れて―
◎良い授業にしようと教員間で検討を重ねられた結果が、児童の成長に結びついたり、教員の意識を高めたりしていったことが素晴らしいと思った。
◎キャリア教育というと「しごと」「作業学習」などと結び付きやすいが、今回の取組のように通常の授業をどういう視点で取り組むのかということが大切だと感じた。また、進路学習をキャリア教育の視点から取り組むということも大切だと感じた。さらに、取組について教師と生徒がふりかえりを共有することの大切さも感じた。
◎特別支援学校の先生方の発表を聞かせていただいて、先生方の子どもたちに対する思いを感じた。私の所属は特別支援学校ではないが、キャリア教育という視点をもって子どもたちに接する点では同じなので、本日学んだことを勤務校に還元したいと思っている。

                              教育セミナーの ページへ    教育研究所 TOPへ