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葛城市では、大正時代ごろから、食りょうにかわる作物として菊がつくられはじめたんだ。二輪菊は全国で生産量が第一位。菊の少ない冬場にさいばいするチューリップも近畿地方で第二位なんだよ。そのほかキキョウ・フリージア・スイセンもさいばいされ、一年中花が出荷されているよ。

二輪菊(にりんぎく)は、花芽を2つだけ残して、花がさくようにした菊のことなんだ。一本の菊に2つつぼみがついているのがわかるかな?

二輪菊

でも、ほうっておいてこうなるのではないよ。そのままにしておくと、たくさんつぼみがつくし、下の方からも芽が出てくる。これを全部とってしまって、2つだけ残すんだ。全部人の手でするんだよ。

花芽をとる前のなえ

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菊は4月からよく年の1月までさいばいされているよ。まず、地ごしらえといって、うねをつくり、植え付ける。そして、ささえを立て、わき芽とりと消どくを何回もするんだ。秋にさく菊を冬まで出荷するためには、ビニールハウスの中を電球で明るくして、花がさくのをおくらせるんだ。そうやって1月まで出荷するんだ。寒さには弱いから、冬はビニールハウスに暖ぼうを入れて育てるよ。
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葛城市の菊は、一つの畑で一種類を育てるのではなく、いろいろな種類の菊を育てているんだ。よく見ると、花のついているものもついていないものもあるよ。こうすることで、ろじさいばいでは夏から秋まで出荷できるし、いそがしい時が分かれるので、作業が楽になるんだ。

畑の様子

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マルチングもどる次へ

ビニールで土をおおうことをマルチングというんだよ。マルチングをすることで、土の温度が上がるなどのよさもあるけど、一番うれしいのは草がはえてこないことなんだ。これで農家の人の作業はずいぶん楽になったんだね。よく見る黒いマルチとちがって、色が銀色なんだよ。これは、日光を反射し、葉のうらがわに日光を当てて、葉ダニなどが増えないようにすることもできるんだ。

出荷の様子もどる次へ

農家から出荷された菊は、JAの共同出荷場でけんさされて、花市場に送られるよ。ここでは、花のできぐあいや虫や病気がついていないかをけんさしているよ。
インタビュー
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けんさをしているのは、農家の人たちとJAのけんさ員だよ。自分たちの菊に自信を持って、出荷しているんだ

集荷の様子けんさ

電照栽培(でんしょうさいばい)もどる

菊は夏から秋に花芽(つぼみがつく芽)をつける。なぜ秋になると花芽がつくかというと、日照時間が短くなるからだ。それを電球の明かりで日照時間が長いと見せかけて、出荷の時期をおくらせているんだね。



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