人権講演会

11月17日(水)に2年生を対象とした人権講演会が実施されました。

昨年に引き続いて講師は松村智広氏です。

演  題 : 『あした元気になあれ』
講  師  : 松村 智広 氏

講師紹介 : 松村 智広(まつむら さとひろ) 氏
1981年 三重県伊賀市立大山田中学校教諭
1989年 三重県人権啓発センター調査研究員・同和教育主事
2005年 財団法人 「反差別・人権研究所 みえ」主任研究員
2010年 三重県教育委員会 人権・同和教育室 
[主な著書等]
    「あした元気になあれ」(解放出版社 1996年)
    「続・あした元気になあれ」(解放出版社 2004年)
    「だまってられへん」(解放出版社 2007年)

 

 部落問題について御自身の実体験に基づくお話を、時折、笑いやユーモアも交えながら非常に分かりやすく、熱くご講演くださいました。

 知らず知らずのうちに引き込まれてしまう素晴らしい講演で、差別の厳しさと人の温かさについて、改めて深く考える機会になりました。

 今回の講演で、一人ひとりが、様々な人権問題の解決を自らの課題としてとらえ、あらゆる差別を許さない意識の徹底を図っていくことが重要だと感じました

 講演後は、各HRで感想や意見をまとめました。少し紹介します。

<講演後の生徒の感想文より(抜粋)>

『松村先生の話をきいていると、胸がいっぱいになった。私には想像もできないことを先生はたくさん経験されたのだと思った。部落差別の問題も表面上ではしてはいけないという風になっているけど、現実にはまだまだ残っている。松村先生は私達若者に未来を託したとおっしゃったが、こういうことが、私達が大人になったとき、少しでも減っているようにしたい。』

『部落差別についての講演会と聞き、「かた苦しい内容なんだろうな」と思っていたけれど、所々冗談を混じえながら話をしてくださったので、集中して聞けました。私は「差別なんてよくない」と思ってる一方で、実際に町で障害をもってる人を見かけると、なんとなく「関わらないようにしよう」と避けてしまいます。その人がどんな人かも知らず勝手な偏見だけで人を判断してしまうくせを直さないと、いつまでも「人」から「人間」になれないなと思いました。』

『今日の講演を聞いてびっくりしました。あんなに、「自分の生き方」についてはっきりと定義し、どうどうと自分に胸を張って生きる松村さんにとても感動しました。今、特に何の不自由もなく生かしていただいている自分は、もっと自分を大切にして、私も自分の胸を張ってどうどうと生きれるように今から頑張りたいです。』 

『人権問題について考えるのは難しいし、堅苦しいような気がするんですが、初めて生の声を聴いてちゃんと考えなければいけないことなのだと実感しました。話を聞いていると、自分の悩みがどうでも良くなってきて、なんだか元気になれた気がしました。 お話の中に笑いを誘うような部分がたくさんあったけれど、当時の松村さんが身をもって体験した辛い出来事がリアルに伝わってきておもしろさ以上に、部落問題と真剣に向き合う必要性を再認識させられたように思いました。』