地学部

 地学部は分野を超えて楽しいことに取り組む部です。興味のある人は是非入部してください。

 

2016年度の部員構成

部員 3年生6人、2年生7人、1年生3人

 

2016年度の活動

「青少年のための科学の祭典 2016 奈良大会」に出展しました

 平成28年11月20日(日)奈良女子大学で開催された、「青少年のための科学の祭典 2016 奈良大会」に、地学部が「プラネタリウムで星空観察」のテーマで出展しました。

 19日(土)昼から展示会場に投影ドームを設置しはじめ、夜になってやっとドームの形が出来ました。

 20日(日)は、朝から小雨模様で出足が心配されましたが、多くの方々にプラネタリウムを見に来ていただきました。

  

 

平成28年度 全国スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で発表しました

 8月10・11日神戸国際展示場で行われた、「平成28年度 スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」で、地学部が発表しました。

 10日は、今年度の参加校202校と海外招待校24校が、1号館に各校の発表ブースを構えて、ポスターセッションによる発表を行いました。

 発表中にはSSH指定校の生徒や先生方、海外招待校の生徒、文部科学省やJSTの先生方や審査委員など、さまざまな方がブースに来られて、発表を聞いていただきました。発表は、日本語と英語の2バージョンを行いましたが、用意していた200枚のレジメがほぼ無くなりました。

 ブースでは生徒の研究発表を熱心に聞いていただき、共感していただきました。

 今回は賞には恵まれませんでしたが、時間いっぱい一生懸命発表し、さまざまな意見もいただき、今後の課題研究や発表への意気込みとやる気が得られ、生徒たちにとっても大変良い経験ができました。 

 

 

 

 

2015年度の活動

「高高度発光現象の同時観測」研究会で発表

 平成28年2月20・21日(土・日)、高知工科大学で行われた、「高高度発光現象の同時観測」研究会に参加し、研究発表と研修を行いました。

 奈良高校地学部では平成24年度から、高知小津高校をはじめとする全国の高校によるスプライトやエルブスといわれる高層大気発光現象の同時観測に関わっています。昨年度までは各校で観測撮影した画像を解析していたものを、今年度は学校間で画像を交換しあって位置特定や確認・検証への利用が拡大されてきました。

 各校からの研究報告に加えて、高知工科大学の山本真行先生、東京学芸大学の鴨川仁先生、芸西天文学習館の下元繁男先生、三本松高校の三好輝徳先生、高知工科大学や東京学芸大学の学生さんからの研究報告や、研究紹介等も伺いました。

 また、芸西天文学習館の反射望遠鏡を使っての観測実習では、雲間からのぞく月をみて興奮している生徒もいました。

 

 

「日本気象学会関西支部例会」で発表

 平成27年12月22日(金)、大阪管区気象台内の日本気象学会関西支部例会に参加し、研究発表と気象台内の見学を行いました。

 1年生がはじめて気象台を見学しました。気象台では、天気の観測や予報以外に地震の観測や警報・緊急地震速報の発信をしており、さまざまなICT機器を駆使して最新の情報を届けています。

 発表会には、テレビの天気予報でおなじみの片平敦さんも来られてました。地学部の発表後、多くの専門家の方々から意見をいただき、今後の研究の参考になりました。

 

 

「青少年のための科学の祭典 2015 奈良大会」で出展

 11月15日(日)、1・2年生7名が、国立奈良高専で行われた「青少年のための科学の祭典 2015 奈良大会」において、「空気と雲を実験で体感してみたい」というテーマで実験の出展をしました。

 一つ目の実験は、ペットボトルの中に雲を作る実験で、圧縮した空気を急に開放すると温度が下がってペットボトル内に雲ができる実験です。

 二つめの実験は、空き缶を大気圧でつぶす実験で、空き缶に入れた少しの水を沸かして水蒸気を発生させておき、蓋を閉めてから空き缶を冷やすと、水蒸気が凝縮して大気圧によって大きな音を立てて空き缶がつぶれます。

 三つめの実験は、マグデブルグの半球という実験で、ボウルに入れたアルコールに着火して空気を膨張させておき、水で冷やして中の空気が収縮すると、大気圧によってボウルがピッタリとくっついて離れなくなる実験です。

 特にマグデブルグの半球の実験では、小さな子供さんから高校生までが、半球を引っぱり合いしても全く離れないのに空気が入るとスッと離れるのでとても驚いたようでした。

 他にも面白い工作や展示が多数あり、部員もあちらこちらを見て回ってとても楽しかったようでした。

 

 

日本学生科学賞奈良県審査で佳作を受賞

 日本学生科学賞奈良県審査で、地学部から応募した研究が佳作をとりました。

 「ハンクス石ができる条件を調べる~ハンクス石の人工合成を通して~」

  2年 岡田 小夏、 北川 藍、 森村 洸生

 

 

ガーネットの採集

 7月22日(水)、1・2年生7名が香芝市穴虫へガーネットの採集に行きました。

 梅雨が明けたので暑いだろうと思っていましたが、当日は雨で全員びしょ濡れでした。

 採集場所の竹田川の上流にはサンドペーパーを作る会社があり、ガーネットはサンドペーパーの原料の金剛砂として産出していました。しかし、今では外部からも入れているようで穴虫産以外の金剛砂も含まれています。

 頑張って大量の砂をとり、学校へ持って帰って選別することにしました。

 青丹祭では今回のガーネットを初め、水晶や黄鉄鉱、ひすいなどさまざまな鉱物を販売しますので、是非地学部のお店に来てください。

 

 

 

2014年度の活動

「高高度発光現象の同時観測」に関する研究会で発表

 平成27年1月31日(土)~2月1日(日)、高知小津高校で開催された「高高度発光現象の同時観測」に関する研究会に本校地学部員2名が出席し、研究発表や交流会に参加しました。

 高高度発光現象とは、高度40~100kmの超高層大気にごく一瞬現れる「スプライト」や「エルブス」といわれる発光現象のことを指し、地学部は平成24年度から同時観測に参加しています。

 研究会では高知工科大学の山本真行先生や、東京学芸大学の鴨川仁先生のお話を伺い、とても興味深く、勉強になりました。

 今年度は多くのスプライトを撮影できました。来年度は是非3D可視化にも取り組みたいと意気込んでいます。

 

 

 

「日本気象学会関西支部例会」で発表

 平成26年12月17日(水)、大阪合同庁舎内にある大阪管区気象台で開かれた日本気象学会関西支部例会に参加し、気象台内の見学と研究発表を行いました。

 気象台では天気の観測や予報以外に地震の観測や警報・緊急地震速報の発信も行っており、膨大なデータを処理し予報や警報、報道するための様々なICT機器が並べられており、温度計や風向計で計測するのとはだいぶイメージが違いました。

 その後、日本気象学会員の方々の発表を拝聴し、地学部もこれまでの研究を発表しました。

 さすがに専門家の方々の研究は高度で、聞いたこともない専門用語が数多く飛び出し、理解できない点が多々ありましたが、生徒たちは理解しようと頑張って聞きました。

 本校の発表では初めて口頭発表する部員もおりましたが、みんな頑張って上手に発表できました。

 研究発表につづいて、発表内容に関する質問や指摘もいただき、いろいろと参考になることがあり今後の研究の一助になると思います。発表後は「認定証」をいただきました。

 

 

「ふたご座流星群観測合宿」を行いました。

 平成26年12月14日(日)~15日(月)、ふたご座流星群観測合宿を実施しました。

 14日は寒波の襲来に伴う雲が空を覆い、日が暮れてもほとんど雲の切れ間がありません。そのため、流星群観測には不向きな空模様の滑り出しでした。

 夜半過ぎから幾分は薄曇りになるかもとの期待を込めて観測しますが、時折雲が本校上空を覆い、完全に空を隠してしまう時間がありました。

 天気予報では氷点下に冷え込む予報でしたが、雲があったせいか、そんなに気温が低下しなかったように思えました。

 降るような流星群を期待しましたが、昨年並みには届きませんでした。ほとんど見えない時間帯もありましたが、かなり頑張って観測した結果、130個の流星群を観測することができました。 

時間帯(時:分)

流星群数

散在流星数

19:00-19:59

0

0

20:00-20:59

0

0

21:00-21:59

17

1

22:00-22:59

9

4

23:00-23:59

40

5

0:00-0:59

24

3

1:00-1:59

0

0

2:00-2:59

0

0

3:00-3:59

10

2

4:00-4:59

16

0

5:00-5:59

14

5

130

20

  

 

「まほろばけいはんなサイエンスフェスティバル」で発表

 平成26年11月8日(土)けいはんなプラザで行われた、「まほろばけいはんなサイエンスフェスティバル」で地学部の1・2年生6人が発表しました。

 今回も引き続き、「PM2.5が天気を変える~ダイヤモンドダストが明かす降水の新要因~」のテーマで発表しました。

 日本のような中~高緯度の地域で降る雨は「冷たい雨」といわれ、雲を構成する水滴が凍って氷晶と呼ばれる氷の粒になり、成長して雪または雨となり地上に落ちてきたものです。

 ただし、純粋な水は過冷却と呼ばれる現象を起こすため、0℃以下になってもなかなか凍りません。しかし、空気中に細かい粒子状物質が存在すると、粒子が水滴の核となり水滴を凍りやすくするために、より0℃に近い温度で凍ります。

 近年、中国での大気汚染が深刻化し、PM2.5や黄砂といった粒子状物質が日本に飛来しています。地学部では、粒子状物質が増加すると粒子状物質を核とした氷晶ができやすくなり、降水量に影響を与えるという仮説に基づいた実験・研究を行いその結果を発表しました。

 一般の来場者の方々や他の発表ブースの高校生たちにも地学部の発表を聞いてもらい、意見や質問や講評をいただきました。いただいた意見は今後の研究の励みや方向を見いだすのに役立ちます。

 また、他校のブースの発表も聞くことができ、お互いに意識を高めることができました。

地学部へのメッセージから
  • プレゼンも上手で高校生とは思えない研究の取組にびっくりしました。PM2.5は社会的にも大変重要な課題なのでさまざまな方面への展開を期待します。
  • PM2.5と実際の気象が関連している点とても興味深いです。研究方法もしっかりしており、良いと思いました。
  • 生活に身近なテーマで実用的な研究だと思いました。今後期待しています。
  • PM2.5の飛来量と天気の関係を同じ気象条件で比較するデータを集めた点がすばらしいと思いました。

 

 

皆既月食の観測

 平成26年10月8日(水)、皆既月食の観測を行いました。

 今回の皆既月食は比較的早い時間に起こり、夜空には雲が少なく、観測しやすい対象でした。下のサムネイルをクリックすると大きな画像が開きます。 

 

 

青丹祭で鉱物と天体写真を販売しました。

 平成26年9月6日~7日、青丹祭が行われました。

 地学部では、先日採集した黄鉄鉱や昨年採集したヒスイ、水晶・煙水晶・ガーネット・アメジスト・オパール、天体写真と写真立てを販売しました。両日ともたくさんの方に来店いただき、ありがとうございました。また来年も販売いたしますので、青丹祭にお越しください。

 

 

黄鉄鉱(pyrite・パイライト)採集

 平成26年8月21日(木)、地学部員の1・2年生7人で、奈良県桜井市針道へ黄鉄鉱(pyrite)の採集に行きました。

 全員が鉱物採集の経験がなく不安な出発でしたが、なんとか採集場所にたどり着くことができました。

 ズリは先日来の雨で新たな露頭が表れており、比較的採集しやすい状態でした。

 7人で採集したので、たくさんの黄鉄鉱を見つけることができました。

 青丹祭では今回の黄鉄鉱を初め、水晶やガーネット、ひすいなどさまざまな鉱物を販売しますので、是非地学部のお店に来てください。

 

 

ペルセウス座流星群観測合宿

 8月12日(火)~13日(水)、ペルセウス座流星群観測合宿を実施しました。

 12日は台風の影響が残り、湿った風が南西から吹き込んだせいで、夜12時を過ぎてもほとんど全天が雲におおわれて、全く星が見えませんでした。

 午前2時頃になってようやく雲が切れましたが、あいにく満月が煌々と照っており、流星群観測にはとても条件の悪い日となりました。

 2時以後になって、数は少ないながらも、ときおり明るい流星が観測できました。今回は初めて観測する部員が多く、少ないながらも流星群が見られました。

 また、いくつかの星夜画像も撮影できました。

 

時間帯(時:分)

流星群数

散在流星数

0:00-0:59

1

1

1:00-1:59

0

0

2:00-2:59

15

5

3:00-3:59

13

7

4:00-4:59

3

1

32

14

 

日本地球化学会出張講座 「オゾン層破壊から地球温暖化まで」 東京大学大学院 高橋嘉夫先生

 6月20日(金)、東京大学大学院理学系研究科 教授 高橋嘉夫 先生をお迎えして、「日本地球化学会 出張地学研究講座」が本校化学実験室で行われました。

 この講座は、日本地球化学会から環境や大気を専門とされている研究者の先生方を派遣いただき、各学校で講義や実験をする事業です。

 高橋嘉夫先生の研究分野は、「分子環境地球化学」という分野で、地球を原子・分子のレベルから解明していく研究されており、地球の成り立ちや組成等の基礎的な事柄から物質の循環や環境問題まで、さまざまな事象を幅広く研究されています。

 当日は、地球のエネルギー収支の考え方や温室効果ガスの増加の変遷、黄砂やさまざまな種類の粒子状物質が地球温暖化・寒冷化に与える影響の大きさについての研究結果、エアロゾルの収集のしかた、IPCC報告書の概要紹介などさまざまなことをスライドを交えてお話ししていただきました。

 また、生徒の実験に一緒に加わっていただき、データの処理のしかたや実験研究のアイデアや方向性の指導などについてもご教授いただきました。

 生徒たちも普段聞けない話によく聞き入り、大いに興味をそそられました。また、講義後にはさまざまな質問が高橋先生に向けられましたが、ひとつひとつ丁寧に答えていただき、生徒たちもとても良く満足したようでした。

 

 

 

2013年度の活動

「奈良SSHフェスティバル2014」で発表しました

 平成26年3月15日(土)、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)で「奈良SSHフェスティバル2014」が開催され、地学部は「結晶核と雪・氷晶の生成の関係~ダイアモンドダストが消えぬまに」のタイトルでポスター発表を行いました。

 今回は実験の実演をせずに、以前から実験の合間に撮り貯めたダイアモンドダストの動画をタブレットPCで上映し、ポスターの説明と動画を交互に見ていただきながら、研究の発表を聞いていただきました。

 発表や質疑応答も上手に受け答えでき、ダイモンドダストの動画を交えながらの説明もわかりやすくできたので、フェスティバルの最後に学校賞をいただきました。

 

 

ふたご座流星群観測合宿会

 12月13~14日、ふたご座流星群観測合宿を実施しました。観測は、学校の北館屋上を観測場所とし、13日(金)の午後11時からスタートしました。

 13日はあいにくの雨模様で昼間は断続的に雨が降ってましたので、観測は無理だろうと踏んでいましたが、Xバンドレーダーで雨雲の移動を追うと、夜には雲も切れる予報が出ていましたので決行しました。予報どおり雨も上がり雲も切れましたが、月が煌々と照っていました。

 雨が降っていたせいか昨年度ほどは寒くなく、観測を続けた結果1時間に70個もの流星を観測することができました。

 スプライトを観測するカメラでも流星群の輝く様子がとらえられ、北の空へ横切る流星の姿を残すことができました。

 今回は初めて観測する部員もおり、数多くの流星群が見られてとても良かったようです。

 また、いくつかの星夜画像も撮影できました。画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

 

M42 オリオン大星雲

M31 アンドロメダ銀河

アイソン彗星

M44 プレセペ星団

  

時間帯(時:分)

観測された流星群数

観測された散在流星数

23:00-23:59

33

5

0:00-0:59

56

14

1:00-1:59

55

13

2:00-2:59

58

14

3:00-3:59

59

19

4:00-4:59

31

9

5:00-5:59

11

3

 

「青少年のための科学の祭典 奈良大会」で発表しました

 平成25年11月23日(土)、奈良女子大学で開催された「青少年のための科学の祭典 奈良大会」で、地学部は「ダイアモンドダストが消えぬまに」というタイトルで発表・実演しました。

 今回出展したのは、ドライアイスと霧吹きを使って人工的にダイアモンドダストを発生させる実験です。

 最初、予備実験していた時ほどうまくできなくて、来場者の方に見せられませんでしたが、だんだん慣れてきて上手くできるようになりました。

 午前午後合わせて、150人ほどの方にご覧いただきました。来年もパワーアップしてお見せできたらと考えています。

   ダイアモンドダストの動画 5.8MB 

 

 

「まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバル」でポスター発表

 平成25年11月9日(土)、けいはんなプラザで「まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバル」が開催され、地学部がポスター発表を行いました。

 今年度の地学部の研究テーマは、「結晶核と雪・氷晶の生成の関係~ダイアモンドダストが消えぬまに~」です。

 日本のような中緯度の地域における雨や雪は、雲の中で雲を形成している水滴が凍って氷晶となり、それが地上に落ちてきたものです。この氷晶が、落ちてくる途中で溶ければ雨、凍ったまま落ちて来れば雪になります。

 純粋な水は「過冷却」と呼ばれる現象を起こすため、0℃以下になっても凍りません。過冷却状態の水は大気中や雨滴中の微粒子が核となり、より0℃に近い温度で凍りやすくなります。その微粒子のことを氷晶核といいます。

 自然界の雲において、氷晶核としてPM2.5やPM10が入った時、降雨や雲の形成がどのように変化するかということについて、ポスター発表をしました。

 当日はたくさんの方が奈良高校のブースに来て、発表に耳を傾けていただきました。

 今年度の研究発表としては初めての機会でしたので、最初は緊張した面持ちでしたが、だんだんと慣れてきて滑らかに発表できるようになりました。

 もう少し中身を充実させて、次回の発表に備えます。

 

  

青丹祭で鉱物を販売

 平成25年9月7日~8日、青丹祭が行われました。

 地学部では、先日採集したヒスイや水晶・煙水晶・ガーネット・アメジスト・オパールを販売しました。両日ともたくさんの方に来店いただき、ありがとうございました。また来年も販売いたしますので、青丹祭にお越しください。

 

   

ヒスイ(硬玉)の採集

 平成25年8月24日(土)、地学部員の1・2年生4人で、富山県の宮崎・境海岸へヒスイ(硬玉)の採集に行きました。

 早朝、近鉄大和西大寺駅に集合し、京都駅を経由して越中宮崎駅まで行きました。北陸本線の越中宮崎駅は、まるでテレビドラマに出てくるようなひなびた無人駅で、駅の目の前が宮崎・境海岸です。

 波打ち際では、すでにヒスイハンターが柄付き網をもって探し回っています。私たちは、浜に打ち上げられた砂利の中からヒスイを探しました。

 よく似たような石がたくさんあり見分けにくいのもヒスイの特徴の一つです。紛らわしいものは学校に持って帰ってから選別します。

 現地で約5時間採集し、その日は各自が自宅に石を持ち帰り、後日選別したところ、数個ですがヒスイが混じっていました。大部分は蛇紋岩や流紋岩でしたが、ネフライト(軟玉)も数多く採れました。

 

 

ペルセウス座流星群観測合宿会

 8月12~13日、ペルセウス座流星群観測合宿を実施しました。観測は、学校の北館屋上を観測場所とし、12日の午後10時からスタートしました。

 午後11時頃からは参加者全員が屋上に上がり、午前4時まで観測を続けた結果、散在流星を含めて多くの流星を観測できました。

 降るようなペルセウス座流星群が見られることを期待していましたが、それほどではなかったという印象でした。しかし、時には青緑色の尾を引きながら、夜空を切り裂くように横切る流星が見られ、とてもきれいでした。

 スプライトを観測するカメラでも流星群の輝く様子がとらえられ、南の空へ横切る流星の姿を残すことができました。

 またこの日は夕暮れにスピカ食の見られる日でもあり、大きな月の左肩に隠れるスピカも観察できました。  

時間帯(時:分)

観測された流星群数

観測された散在流星数

22:00-22:59

9

6

23:00-23:59

15

7

0:00-0:59

14

12

1:00-1:59

17

5

2:00-2:59

29

14

3:00-3:59

21

9

 

   

スピカ食の直前  ↓の位置にスピカが見える

 

2012年度の活動 

「奈良スーパーサイエンスハイスクールフェスティバル2013」で発表

 平成25年3月16日(土)、奈良先端科学技術大学院大学のミレニアムホールで、「奈良スーパーサイエンスハイスクールフェスティバル2013」が行われました。

 地学部は、「フラックス法によるサファイヤの合成」のテーマで発表しました。

 今年のフェスティバルでは、奈良県のSSH5校(国立奈良女子大学附属・青翔・奈良・奈良学園・西大和学園)が出展しました。

 フェスティバルの最後には、今年のポスター発表で最も話題を集めた発表を参加者全員の投票で決定し、地学部の発表が見事に学校賞に輝きました。

 

 

「高高度発光現象スプライト」研究会で発表

 平成25年2月24日(日)神戸高校で行われた、「高高度発光現象スプライト」の観測結果報告研究会で発表しました。

 スプライトは、NHKのコズミック・フロント「宇宙の渚 スプライト」でも紹介され、その姿が国際宇宙ステーション(ISS)からも撮影されましたが、高度40~100kmの超高層大気にごく一瞬現れる発光現象であり、これまであまりよく知られていませんでした。

 奈良高校地学部では、スプライト観測に関わるコアSSHの連携協力校として、12月から観測を開始した結果、1月1日・24日・25日に計7枚の画像の撮影に成功しました。

 その観測結果の報告研究会に、全国のスプライト観測連携校の1つとして参加・発表しました。

 

 

校内SSH生徒研究発表会に参加

 平成25年2月16日(土)、奈良市の北部会館で校内SSH生徒研究発表会が行われました。地学部は、「フラックス法によるサファイヤの合成」のテーマで発表しました。

 フラックス法とは、水に溶けない無機化合物をフラックス(融剤)といわれる比較的融点の低い物質を溶媒として溶かし、この溶液の過飽和状態から結晶を析出させる方法です。

 氷晶石または酸化モリブデンをフラックス(融剤)、酸化アルミニウムを溶質として、学校にある電気炉で加熱し、組成比や温度などのさまざまな条件を変えていくと、サファイアらしき結晶の晶出に成功しました。

 発表会では運営指導委員の先生方から貴重なご意見をいただきました。

 

 

ふたご座流星群観測合宿会

 12月13~14日、ふたご座流星群観測合宿を実施しました。観測は、学校の北館屋上を観測場所とし、14日の午前0時からスタートしました。

 観測のはじめはネオンや街路灯の明かりが多く、なかなか済んだ暗い夜空を見られませんでしたが、夜が更けると街明かりも減り、かすかな星のまたたきも見えるようになりました。

 午前3時頃からは部員全員が屋上に上がり、午前6時まで観測を続けた結果、1時間で60個以の流星群を観測できました。

 

時間帯(時:分)

観測された流星群数

0:00-0:59

67

1:00-1:59

43

2:00-2:59

40

3:00-3:59

20

4:00-4:59

28

5:00-5:59

39

 

 

 

まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバルに参加

 11月10日(土)けいはんなプラザにて開かれた、「まほろば・けいはんなSSHサイエンフェスティバル」にポスターセッション発表で参加しました。

 第1部の講演会では、国立極地研究所の小島秀康先生に「隕石は遠い過去からの手紙」とうテーマで、国立極地研究所の工藤栄先生に「南極湖沼の世界」というテーマで講演をしてただき、これを部員全員で拝聴しました。いずれも、初めて見るもの聞くものが多いだけにとて興味深いお話でした。
 第2部の高校生ポスターセッションでは、京都から洛北・桃山・南陽・木津・田辺高校が奈良から奈良北・青翔・西大和学園・奈良学園・奈良学園登美ヶ丘・帝塚山高校と奈良女子附属中等教育学校、そして主催である奈良高校から物理・化学・生物・地学部が出展しました。

 いずれも、工夫を凝らした高度な研究ばかりで、非常に充実したポスターセッションが繰広げられました。
 本校から出展したどのポスターブースでも、部員生徒達は一生懸命自分達の研究を発表し、観覧の方々は歩みを停めて発表に聞き入っていただきました。

 

 

平成24年度 科学の甲子園 奈良県大会に参加

 平成24年11月17日(土)田原本町の奈良県立教育研究所で、「平成24年度 科学の甲子園 奈良県大会」が開催されました。

 この大会は、6人1組の各高校代表の生徒達が、数学・理科・情報分野の問題を解き、全国大会への切符を賭けてその優位さを競いあう大会です。

 今年度、本校からは2年生の理系に属する生徒が出場し、そのうち3人が地学部員でした。

 科学の甲子園は昨年度から始まり今回が第2回大会になりますが、今年度は、畝傍・青翔・帝塚山・東大寺・奈良・奈良北・西大和高校の7校が出場しました。

 結果は、本校生は健闘するも及ばず3位でした。また来年チャレンジします。

 

 
 

青丹祭で鉱物を販売

 平成24年9月8日~9日、青丹祭が行われました。

 地学部では、部員が採集した水晶・煙水晶・ガーネット・アメジスト・オパールを販売しました。両日ともたくさんの方に来店いただき、ありがとうございました。また来年も販売いたしますので、青丹祭にお越しください。

 

 

オパールと紫水晶採集

 平成24年8月20日(月)地学部は、石川小松市赤瀬那殿堂へオパールの採集に出向きました。採集は那谷寺奥の院の涸れ沢に沿ってオパールを含んだ岩石が点在しているのを拾いました。

 また、石川県小松市金平町へ場所を移して、紫水晶の採集を行いました。こちらは河川改修工事の現場がズリになっており、斜面にとりつきながら目的の紫水晶を探しました。金平町で採れる紫水晶には色のうすいものが多く、普通の白い水晶とも見分けが付きにくいようです。

 

 

ガーネット(石榴石)採集

 平成24年8月15日(水)、地学部員の1・2年生7人で、奈良県天川村白倉谷へガーネット(石榴石)の採集に行きました。

 部長を除くほぼ全員があまり登山の経験がなく、道なき道を山深く分け入って採集場所を目指すことになり、本当に目的地にたどり着けるか多少不安な出発でしたが、なんとか採集場所にたどり着くことができました。

 ズリは採集者の手が入っていることもあり、良質のものは少ないが、かなりの数のガーネットを採集することができました。採集した中に1~2個ですが、レインボーガーネットが含まれており、遊色を観察することもできました。

 天川村はレインボーガーネットが採れる場所ですが、採集地によってレインボーの遊色が無いものもたくさん混じっているようです。

 

 

全国SSH生徒研究発表大会に参加

 平成24年8月8日・9日の2日間、パシフィコ横浜を会場として開催された全国SSH生徒研究発表大会に参加し、本校の代表として「フラックス法によるサファイアの合成」というテーマでポスターによる研究発表を行いました。

 4月から発表に至るまでに研究に費やせる時間が短く、時間をやりくりしての実験・分析・検証・発表準備で、あっという間に本番を迎えました。

 しかし、高校生という年齢のうちに全国レベルの大舞台での発表であり、普段の学校生活だけでは絶対に得られない貴重な経験をすることができ、研究発表が終わるまで本当に忙しい充実した日々であり、得られたものも大きいといえます。

 

 

地学部部員募集

 地学部では、鉱物採集、鉱物展示会の見学や天体観測、観測合宿など地学に関わるさまざまな活動を、学校内外を問わずに行っています。

 奈高に入学したら、天体や地質に興味のある人は、是非、活動場所をのぞいてください。

 

 

 ダウンロード用 合宿活動参加願い pdfファイル