平成23年度 人権教育講演会

 11月16日(水)に2年生を対象とした人権教育講演会が実施されました。昨年に引き続いて講師は 松村 智広 氏です。

演 題 : 『あした元気になあれ』

講 師 : 松村 智広 (まつむら さとひろ) 氏

講師紹介 :

1981年 三重県伊賀市立大山田中学校教諭
1989年 三重県人権啓発センター調査研究員・同和教育主事
2005年 財団法人「反差別・人権研究所 みえ」主任研究員
2010年 三重県教育委員会 人権・同和教育室

主な著書等 :
    「あした元気になあれ」 (解放出版社 1996年)
    「続・あした元気になあれ」 (解放出版社 2004年)
    「だまってられへん」 (解放出版社 2007年)

 部落問題について御自身の実体験に基づくお話を、時折、笑いやユーモアも交えながら非常に分かりやすく、熱くご講演くださいました。

 知らず知らずのうちに引き込まれてしまう素晴らしい講演で、差別の厳しさと人の温かさについて、改めて深く考える機会になりました。

 

<生徒の感想から>

  •  初めて部落差別を受けた人の、生の声でのお話を聞きました。小学校や中学校で先生の話を聞いたことはありましたが、その時は、「本当に部落差別はあるのだろうか」、「昔の問題で、今はそのような差別は無くなっているのではないか」など、自分には余り関係がないような遠い話だと考えていました。しかし、講演の中にもあったように、差別の大きな問題は、「自分が知ろうとしないこと」にあるのだと学びました。「聞かされる」、「教えられる」ものではなく、自分で「知り」、向き合うべきものとして、もっと視野を広げて学びたいです。

 

  •  人権とは何かを考えるとき、いつも気難しく考えていたのが、今回の講演会で大きく変わった。「当たり前のことを当たり前に戻す作業」、そんな松村先生の言葉が印象深く残った。この講演会を通じて得るものはたくさんあったけれども、講演会のあとも、また次の日でも、その感じとったものを忘れてしまわないように、心に留めておきたいと思った。本当に今回ほど面白い講演はなかったので、是非またもう一度聞いてみたいと思った。