人権教育講演会

実施日:2012年6月13日

講 師:畿央大学教育学部現代教育学科 教授 島 恒生  先生

演 題:「自分の生き方に目を向けてみよう」

講演内容:

  • 私事化社会について、閉じた個(他の人とつながりを作らない)と開かれた個(自分を大切にしながら人ともつながっている、 人を大切にする)について、
  • 道徳性(なぜそうするかの動機)と発達段階について、
  • 相手をプラス思考で見ること( 自分の価値観にないものを認める、違いは豊かさにつながると考える)について、
  • 幸福感がもたらす影響について、その他
     

 講師の先生は小学校教諭の経験もあり、その当時のエピソードなど、具体的な話を数多く取り入れ、ユーモアたっぷりに話をしてくださいました。

 また、生徒の意見を聞く参加型の講演会となりました。

 

生徒の感想より抜粋

  • 先生のお話を聞いて、自分がどのような気持ちで赤信号の時に待っているのかと考えてみると、やはり「誰かに見られていないか」という気持ちが一番最初にわき上がっているんじゃないかなと思った。だから、まだ社会律から抜けきれていないなという気持ちと、早く自律できるようになりたいという気持ちが交錯していて、この機会に意識して自分の生き方にちゃんと目を向けてみようと思った。まだ「閉じた個」の中にいる自分がどのようにその殻を割って「開かれた個」になることが出来るかということを少しずつでもいいから見つけていきたいと思った。
  • 今回の講演を聞いて、大事なことは「自分の生き方」であること。また、人は自律するまでにたくさんの過程があり、誰もがその過程を通って成長していると聞いて、なるほどと思った。
  • 日々幸せを感じているのかいないのか、ポジティブな考えを持つことができるかどうかが、健康や寿命に大きく影響することを知りました。今、英語Ⅰで「笑うことは最善の薬だ」といった「笑うことの力」についての文章を読んでいるのでことさら深く理解できたような気がします。

 

 人権教育というと身構えがちになりそうですが、赤信号やコンビニのゴミ箱を題材に、なぜルールやマナーを守るのか、守るときの規範意識は何から生じるのかといったことから、とてもわかりやすく生徒に考えさせながら話してくださいました。

 全校生徒に聴いて欲しい、大変印象深い講演会でした。