創立90周年記念 SSP記念講演会

 平成25年10月4日(金)、「創立90周年記念 SSP記念講演会」が行われ、NEC航空宇宙システム宇宙・情報システム事業部の小笠原雅弘先生のお話を全校生徒で伺いました。

 小笠原先生は、これまでNECのチーム「はやぶさ」のメンバーとして、「はやぶさ」の計画・打ち上げの段階からサンプルリターンまでずっと関わってこられ、その経緯についてとても詳しく紹介していただきました。

 スタッフや地元の人々に見守られつつ「はやぶさ」を載せたロケットの打ち上げを成功させますが、小惑星「イトカワ」へのタッチダウンの際に不時着してしまい、機器類やエンジンに不具合を生じました。

 地球へ帰る途中に、姿勢制御できなくなった「はやぶさ」は通信途絶し、数週間もの間行方不明となってしまいます。姿勢を取り戻し、わずかながら通信もできるようになりましたが、燃料漏れによる故障のためイオンエンジンが動かなくなりました。

 エンジン班の機転でまだ使える部品どうしを組み合わせて推進力を取り戻した「はやぶさ」は地球に帰還し、世界で初めて小惑星からの砂粒を持って帰りました。

 講演の中で、将来、奈高生の中から「はやぶさ2」を継ぐ人が現れてくれたらとても喜ばしい、理科系は直感がとても大事です、技術屋にはあきらめの悪い人が向いている、等々のお話をされました。

 とても夢があり、しかも現実になるお話しで、興味をそそられました。このお話が多くの奈高生の心を打ったことは間違いありません。

 また講演会の前には、本校ロボ研の「缶サット甲子園」のスライドショーによる報告がありました。そして、講演会の後には、創立90周年記念応援歌の作詞・作曲や題字・ロゴマークの表彰と、昭和58年卒業生一同から学校へ書籍の寄贈品の紹介、奈高同窓会「宝相華会」から創立90周年記念文庫等のの寄贈品の紹介が行われました。