平成25年度 人権教育講演会

 平成26年1月22日、1年生対象の人権教育演会が行われました。

演題:『在日コリアンって何でんねん』

講師:金 孝誠(キム・ヒョソン) 氏

講師紹介:

 第56回全国夜間中学校研究大会「夜間中学のエンパワメント支援の模索」      の題目で発表

 第24回奈良県外国人教育研究集会にて「親として、教員として」の題目で記念講演を行うなど多方面で活躍

 現在は、奈良県天理北中学校夜間学級で教員をしている。

 

講演の概要

 「私は外国人です。皆さんは何人ですか?」
 この印象的な発問から講演はスタートしました。時々ハッとさせられるようなご自身の体験談を交えられながら、講演は進みました。

 無知であるということは、自分の知らない間に人を傷つけてしまうことがあるということ。差別は「無知」であることから起こることがほとんどである、と熱弁されていました。

 16歳の時、役場へ行ったときのこと。日本人でないからといって、住民票作成時に指紋押捺を強要された時には、思わず涙がでて止まらなくなり、泣き崩れてしまったそうです。その後のことは全く記憶に残っていない・・・という衝撃的なお話がありました。

 家族や学校の先生、周囲の人たちがいるからこそ、今の自分がいると認識したそうです。そのほかにも、沢山の人生経験をお話してくださいました。

 私たちは知らない内に、身のまわりの人たちを傷つけてしまうことがあるかもしれません。今回の講演は、こうした人権学習に取り組んでいくことの大切さを改めて教えてくれたように思います。人権学習は、差別を受ける側の人のためにだけあるのではなく、私たち自身のためにあるのです。

 講師の金 孝誠(キム・ヒョソン)先生には、お忙しい中、本校にご足労いただき、誠にありがとうございました。この場を借りて深く感謝申し上げます。