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ごあいさつ
~「声がひびき手話がはずむ」奈良県立ろう学校ホームページへ、ようこそ~

奈良県立ろう学校 校長 広中 嘉隆

 みなさんこんにちは。奈良県立ろう学校校長の広中嘉隆です。よろしくお願いいたします。
 本校は、奈良県内唯一の聴覚障害児の専門教育機関として、聴覚に障害のある幼児児童生徒の教育を担っています。昭和6年の創立以来、今年で88年めとなります。平成30年度は幼稚部から高等部まで全校110名の幼児児童生徒が在籍しています。
 本校では「声がひびき手話がはずむろう学校」というキャッチフレーズのもと、日本語と手話の二つ言語があることを前提にした教育環境を整備し、言語指導や教科学習、生活指導、特別活動などを通して豊かな人間性を育て社会で自立していくたくましい人間像を目指して日々取り組んでいます。
 今年度の重点目標として
(1)安全で安心な学校づくり
(2)よく分かり意欲的に学ぶ授業づくり
の2つを掲げました。
 「安全で安心な学校づくり」では、まずその前提となる子どもたちや保護者の皆さんとの信頼関係の形成につとめます。そのために何でも話せる雰囲気づくりや、学校からの積極的な情報発信に努めてまいりたいと考えています。
また健康・安全教育、防災教育などを通じて命の大切さを学んだり、道徳教育や人権教育を通して相手の気持ちを思いやる心を育てたりすることにも力を入れたいと思っています。
さらに地域社会とも連携し、いろんな方々が学校に関わってくださることで、より多くの視点で学校のあり方を見つめることのできるように工夫していきたいと思います。
「よく分かり意欲的に学ぶ授業づくり」では、ろう者の言語である手話を尊重しつつ、多様なコミュニケーション手段を使う実態の子どもたちに対して、一人一人に応じたきめ細かい対応をするとともに、基本的には学年対応の学力を身につけることを目指し、大学等への進学や一般就労、福祉的就労などの多様な進路に対応していける力を伸ばしたいと考えています。
そのためには教師の手話力を向上させるとともに、音声日本語・文字・その他の視覚情報などを効果的に組み合わせたり使い分けたりすることで「よく分かる授業」を目指していきます。
奈良ろうの子どもたちはみんな学校が大好きです。学年や学部を超えてさまざまな形で子どもたち同士が関わり合いを持つ中でいろんなことを学びあう様子が見られます。
子どもたちの未来を託されたわれわれ教員も、自分自身のよりよい未来のためにしっかりと子どもと向き合い、その可能性を最大限に引き出していきたいと思っています。
このホームページを通して、そんな奈良ろうのことをもっとよく知ってもらえればうれしいです。