2017 SSタイ研修

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6日目

(2018.1.28)

 
いよいよ研修最終日です。昨夜から滞在していたクラビはプーケットと並んで美しい海で有名なところです。また石灰岩でできた島々は地球の長い歴史の中で、海水によって侵食され、独特な景観を作り出しています。今日の研修は、ボートに乗って四つの島を巡ってのフィールドワークでした。海の生態系や海岸線の生態系、地質などについて姉妹校の先生方から詳しく教えていただきました





夕方にはクラビ空港へ移動し、お世話になった姉妹校の先生方とお別れをし、帰路につきました。

一週間という短い間ではありましたが、タイ国海外研修での経験は確かに派遣生たちの心に国際人やサイエンティストとしての種を蒔いてくれました。タイで出会った姉妹校生や先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。自分たちの目で見て、手で触れて、心で感じた数々の経験は一生忘れることのないかけがえのないものとなりました。帰国後は、派遣生で協力し、この研修で学んだことを青翔生にしっかりと伝えたいと思います。ありがとうございました。
   

5日目

(2018.1.27)

友情を深め合った姉妹校の仲間と最後の別れを惜しみつつ、4日間過ごした寮を後にし、午前中は再び2班に分かれてそれぞれのバディ生徒と研修先の大学へ向かいました。化学班は探究内容について紹介し、指導と助言をいただきました。数学班は再生可能エネルギーの研究について講義を受け、風力発電機を設置する場所を特定に、数学を用いて候補地で得られる風力データを利用したという実践のお話を聞きました。それぞれの教科を研究に有効に活用するためのヒントをいただきました。


その後、パタルーンにある伝統的な米作りを紹介する施設で合流しました。姉妹校生たちが施設内を案内し、タイ式米作りについて解説をしてくれました。タイの田んぼでは川と水路がつながっているため、米の栽培だけではなく、魚を捕まえることもできると聞きました。昔ながらの農器具は日本のそれとよく似ていました。



昼食後はバディの生徒は学校へ戻らなければならなかったため、2月の再会を約束し、レストランでお別れをしました。私たちは最後の研修先であるクラビへ向かいました。案内していただいたのはタパームクロンサンナムという珍しい生態系を見られる森でした。海にも山にも近いため、真水と海水が一緒になるのですが、そこでは二つが混ざり合うのではなく、上と下で二層の形成する川が流れています。そのため、熱帯雨林・マングローブ・普通の森という3種類の生態系が存在する大変貴重な環境が生まれたのだそうです。歩きながら姉妹校の生物の先生の英語での解説を聞きながら森の中を歩き、実際に木々や水に触れながら自然の不思議を学ぶことができました
  

昼食
 
      

  
   
  
   
         

4日目

(2018.1.26)

 
今日はAcademic Dayです。ナコーンシータンマラート校にとっては一年のうちで最も重要な行事です。中1から高3まで様々な形で探究活動を発表します。タイ国内の他の学校からも発表に参加するため多くの生徒がやってきました。


こちらに来てから初めての晴天に恵まれました。校舎の前には大きなポスターが掲げられ、青翔からの派遣生を歓迎して下さっていました。校内のいたるところに展示ブースが設けられ、各学年毎に1年間の研究成果を披露していました。



午前中は開会式が催されました。校内にある全校生徒が十分入れる大きな講堂が会場でした。伝統音楽を学んでいる生徒たちが生演奏し、伝統舞踊クラブの生徒たちがタイの踊りを披露しました。
その後、学校の取り組みを紹介する短編映画が上映されました。運営の段取りは全て生徒たちが担い、工夫を凝らした演出があちこちに散りばめられていました。



午後は口頭発表とポスター発表が行われました。
化学班と数学班はまずは英語での口頭発表を行いました。近隣の大学の教授が審査員として招かれていました。
約15分の発表時間が割り当てられ、スライドを使いながら発表しました。化学班は災害時の飲料水の確保を目的とした身近な素材を用いた水の浄化方法について、数学班は微分方程式を用いた安心安全な奨学金返済を可能にする借入れシュミレーションについて、それぞれ英語で発表しました。




その後のポスター発表では、タイの先生方や高校生に研究について説明しました。様々な質問を投げかけられましたが、チームで協力しながら答えることができました。始めの発表から回数を重ねる度に簡潔な説明ができるようになり、最後には質問に対して原稿なしにポスターを使って答えられるようなっていました。また、タイ側のポスターを訪れ、自分たちから質問を投げかけ、お互いの意見を交換することもできました。国は違っても、サイエンスにかける情熱は同じということに改めて気付かされました。
 
 
 

プレゼンテーションが終了し、夕食タイムが終わると、いよいよフェアウェルパーティー。陽気なタイ音楽と踊りでの幕開けとなりました。冒頭は姉妹校生の運営チームが作成してくれた思い出ビデオが上映されました。1日目から4日目までの交流の様子が流れました。忙しい中、プロ顔負けのチームが協力して編集してくれたそうです。

青翔からは二人羽織、日本クイズ、剣道の演武を披露しました。会場はプログラムが進むにつれ大盛り上がり。大歓声に包まれながら、派遣生たちは生き生きと舞台の上でパフォーマンスをしていました。寮で習ったタイの伝統舞踊も姉妹校生たちと踊りました。たった四日間という短い時間でしたが、互いの友情を深めるのには充分な時間でした。


会の終了後は抱き合ったり、握手をしたり、写真を撮ったりと別れを惜しみました。アカデミックな力と、エンターテイナーとしての力と両方を見せてくれた生徒たち、参加した両校の教員もその姿に心からの拍手を送りました。

3日目

(2018.1.25)

 
9時からの大学での講義に合わせて、少し早めの出発になりました。
ナコーンシータンマラート県にある二つの大学で、化学班と数学班の二つに別れ、それぞれの分野での講義で最新の研究について学び、その後は大学構内を見学しました。


化学班は、ナノテクノロジーについての講義を受けました。タイの先生とイギリスの先生の共同研究チームで、その技術を応用した様々なイノベーションに取り組んでおられ、大変興味深い内容でした。
専門的な英語が多く、難しい部分もありましたが、これまで学んできた科学英語の知識や理科の知識を駆使して、一生懸命講義に耳を傾けていました。
その後は、隣にある研究室を見学させていただきました。好奇心を大切にして、いろんなことにチャレンジすることが科学者への第一歩ですと教えて下さいました。



数学班は数学の理論をいかにサイエンスの中に取り入れて研究を進めるかという内容で講義を受けました。実際に行われている統計学的分析を利用したタイ国内での蚊の発生率とその対策の検討という研究を例にとり、詳しく教えて下さいました。
研究室のある建物にはこれまでの学会発表で使われた英語でのポスターが多数展示されており、派遣生は熱心に見入っていました。ポスターへのまとめ方や、グラフなと配置など参考になるところがたくさんありました。実際に青翔で学んでいる数学の内容について紹介したり、数学班のポスターの縮小版を見ていただいたりしました。
英語を使うことでグローバルなサイエンスの世界に触れることができた貴重な時間でした。







午後は二班が合流し、同じくナコーンシータンマラート県にあるキリウォン村を訪問しました。美しい山々に囲まれた自然豊かな村です。この村の伝統産業である天然素材を用いた染色と石鹸作りを学びました。
マンゴスチンなどの地元特産の果物の木の葉を用いた染色では、自然の作り出す豊かな色のバリエーションに感心させられました。またマンゴスチンの様々な効能を教えていただき、石鹸以外にも塗り薬や飲み薬として利用されてきたことを知りました。
地元の素材を活かした研究は青翔が大切にしているテーマでもあり、大変参考になりました。



夕食を食べる頃にはバディの生徒と派遣生の友情はますます深まり、一緒に歌を歌ったり、はやりのダンスを踊ったり、またCup Songというカップをならしながら歌うパフォーマンスを姉妹校生に教わりながら一緒に楽しんでいる姿がありました。明日はいよいよ探究科学研究発表会でのプレゼンテーション本番です。英語での口頭発表とポスター発表に挑戦します。
         
        
       
       

2日目

(2018.1.24)

 
 
   
8:30 今日は姉妹校での交流プログラムの一日目でした。派遣生は寮で開かれた朝の集いに参加し、用意していたタイ語での自己紹介をしました。その後、歓迎式典に参加しました。これまでの両校の交流の歴史を振り返るビデオが流れ、両校からもタイ国と日本、そして青翔と姉妹校との固く結ばれた友情がこれからも未来永劫続いていきますようにとのお言葉をいただきました。




式典後にはバディの生徒たちに案内してもらい校舎内を見学しました。数学教室でビー玉を使った伝統的なゲームを体験したり、高2の化学の授業では明後日の発表会に向けてのスライド作りを見学したり、天文学の授業では、太陽を観測するための望遠鏡などの特殊な装置を見たり、今月末の皆既月食に向けての観測練習に参加したりしました。



完成したばかりの図書館では最新の電子機器を備えた特別教室でロボットを使ったプログラミングの授業などが行われていたり、フリースペースでは中1から高3までが熱心に自習している姿がありました。廊下の棚には国内外の様々な大会で獲得した賞が展示されていました。



午後はまず今村先生の化学の授業がありました。青翔生も一緒に授業を受け、姉妹校生徒共に英語で活動しました。和紙の歴史や構造について学んだ後、実際に身近な材料を用いて紙漉をしました。用意された折り紙や花びらなどを加え、グループ毎にオリジナルの和紙を作りました。青翔生は英語で手順を解説したり、一緒に楽しみながら作業していました。



次は左海先生の数学の授業でした。コラッツ問題について学びながら、実際に用意された問題に挑戦しました。英語での解説を聞いた後に、こちらでも青翔生が英語を使って説明を加えたり、お互いの計算を確認し合ったりし、積極的に英語で話しかけている姿がありました。




その後は図書館内にあるロボットに関する研究を進めているラボで、ロボットクラブの活動に参加しました。LEGOのキットを使って、実際にロボットを組み立て、その後チームでの対戦を行いました。青翔生が各チームに一人ずつ加わり、姉妹校生と協力して完成させました。対戦は大半盛り上がり、何度も歓声が上がりました。言語や文化の壁はもう底にはなく、一緒に楽しくサイエンスを学ぶ生徒たちの姿がありました。



放課後の自由時間には生徒たちは屋外でスポーツを楽しみました。教員は青翔生がバディと共に滞在している学生寮を見学させていただきました。寮には至る所に歓迎のポスターや日タイの国旗が飾られ、学校中で温かく迎え入れて下さっているのがよく分かりました。生活を共にすることで、生徒たちの交流はより充実したものになっているようです。
     
                
        
           

1日目

(2018. 1.23)

        
        
タイ研修1日目です。
  9:00 関西国際空港に集合し、チェックイン。
     初めての海外研修、緊張もありますが、皆期待に胸をふくらませていました。
 

18:45 クラビ空港に到着。姉妹校の先生方が笑顔で出迎えて下さいました。
    学校のバンに乗り換え、ここからは陸路で姉妹校のあるナコーンシータンマ
        ラートへ向かいました。
   
       途中、タイ料理の店に立ち寄り、初めての本場タイ料理をいただきました。
   食事をしながら、姉妹校の先生たちと英語で談笑する派遣生たち。国際交流
       のスタートです。
22:00 姉妹校に到着。バディの生徒たちが温かく迎えてくれました。これから5日
        間生活を共にします。

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