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奈良県立十津川高等学校

素晴らしい思い出を (校長先生から)

 これから訪れる隠岐は、島根県の北東に浮かぶ西ノ島、中ノ島、知夫里島からなる「島前[どうぜん]」と、最大の島「島後[どうご]」からなる人口2万5千人ほどの群島です。一度訪れるとまた行きたくなるという根強い隠岐ファンを生む土地柄だと聞いています。きっとそこに住む人々の「もてなしの心」が訪れる人をそのような気持ちにさせるのだろうと思います。ぜひ隠岐の人々との出会いや様々な体験を楽しみにしてほしいと思います。

 さて、今回の旅の第一の目的は、本校の前身である文武館の創設にあたられた中沼了三氏を生んだ地を訪ね、本校創設の経緯を詳しく知りその時代に思いを致すことにより、本校の歴史と伝統を直に体感することにあります。言い換えれば、この修学旅行は十津川高校の生きた歴史に触れる旅でもあるわけです。この旅を通して、伝統を受け継ぎ新たな伝統を積み重ねてこられた多くの先輩諸氏に、自分も続いていくのだという自覚を改めて持っていただきたいと思います。

 二つ目の目的は、自分自身の視野と見聞を広げることにあります。十津川地域で暮らす私たちは山村の暮らしの優しさも厳しさもよく知っていますが、隠岐は周りが海に囲まれており、そこにはそこの暮らしと文化があります。五感すべてを使って、海を嗅ぎ、自然を味わい、そして島の文化と人々の人情に触れて来てほしいと思います。

 最後に三つめの目的は、なかまと寝食を共にしながら深く関わり、普段ではなかなか見えないお互いの素晴らしい面を発見し、よりよい人間関係を築くことです。友との関わりの中からも、きっと忘れられない素晴らしい思い出を創ることができるものと信じています。

 引率の先生方や当地でお世話になる多くの方々の指示を守り安全に十分気を付けて、修学旅行という「感動」を体験できる機会を与えてくださった保護者の方へ感謝をしながら、素晴らしい思い出に残る修学旅行を創ってきてくれることを期待しています。